少年事件の付添人は、子どもたちがそれまでどのような人生を歩んできたか聞きとるわけですが、かならずと言えるほど、虐待の影が見えるんですね。その子たちは、親や大人から人として尊重されず、愛されずに育ってきていた。池袋 風俗この子たちが、生まれながらの犯罪者のはずがない。育つなかで、人間を信頼できなくなり、自分を傷つけ、人を傷つけていったんだと、実感するようになりました。

もう一つは、1986年から「子どもの人権救済センター」という東京弁護士会の活動が始まって、虐待問題で動くようになりました。親権者から子どもを救うため、親権を停止もしくは剥奪するケースがある。あるいは、親が子どもを施設に入れることに同意しない場合、家庭裁判所に児相所長の代理人として審判を申し立てるとか、
デリヘルそういう関わりが出てきました。

――今までで印象に残った出会いは? 13年前に出会った16歳の女の子は、覚醒剤取締法違反で逮捕されていました。中2で覚醒剤を始めていて、小5でシンナーを吸っていた。「見たくないことがたくさんあったから」って。

彼女のお父さんは、ものすごく暴力を振るう人で、お母さんが逃げると、ヤツ当たりで子どもたちが殴られていました。小さな妹が殴られそうになって、金属バットで身を守ろうとしたら、
裏DVDビール瓶を割って殴りかかってきたって……そういうことが毎日くりかえされて、それでも、どこにも逃げ場がなかったんです。

小さな子どもたちは、親以外にすがるところを知らないんですね。どんなに虐待されても、親にしがみつかないと生きていけない。だから彼女も、小5くらいまでは、ひたすら虐待に耐えて、体を固くしているしかなかったんです。

でも、5年生くらいになると、家から飛び出すくらいのことはできるようになるわけです。しかし、どこにも行く先がない。それで不良グループに入って、先輩から「これを吸えば忘れられるよ」ってシンナーを勧められた。10歳で、もう何もかも忘れたかった。自分の命なんか…

警察に補導されて家に連れ戻されると、また父親からは殴られ、母親からは「あんたなんか生まれてこなければよかった」って言われる。それで、怖いものがなくなったって言うんです。生きていても死んでも同じ、
出会い喫茶自分の命なんかどうでもよくなったって。だから刺青、根性焼き、リストカット、シンナーって、自傷行為だらけでした。中学生のときは何度も家出して、暴力団に拾われて、覚醒剤打たれて、売春やって、16歳でもうボロボロでした。

子どもが、これほどまでに傷ついている。そういう子たちが犯罪を犯して少年事件になっている。大人たちが、子どもたちを犯罪者にしているんです。当時は、まだ虐待は、それほど社会問題化されてなかったけれど、子どもたちが大事にされないで、そういう人生を送らされている現実に出会ったわけです。

――その子に、坪井さんはどう関わられたんですか? シンナーが悪いとか、そういう次元じゃないですよね。私が言えたのは「私は、あなたに生きててほしいと思ってるからね。それだけは信じて」ってことだけ。

彼女は少年院に行って、その後、一人で暮らしていかなきゃならなくて、
風俗 求人夜の商売に流れたり、妊娠させられて赤ちゃん残して逃げ出したり、いろんなことがあったけど、ギリギリになると、SOSの電話をかけてくれたんです。 いま彼女は29歳で、やさしい人と再婚して4人の子どもがいます。それで「私は、自分がされた虐待はくり返さないよ」って。

このあいだ、近所の公園で、中学生がシンナーを吸ってたら「シンナーなんか吸うんじゃないよ」って取り上げて、家に連れ帰って、ご飯食べさせたんだって。「こういう子の気持ちは、シンナー吸ってた私じゃないとわからないよ」って。「私は坪井さんと出会って、人間ってこういうもんなんだって少しずつ教えてもらった。だから、
裏DVD自分と同じように苦しんでる子どもに、自分のできることだけはしたい」って。

彼女は、私の希望の星です。どんなになっても子どもは生きていける、あきらめちゃいけない、見捨てちゃいけないって。気持ちが真っ暗になる事件もいっぱいありますが、この子たちのことを思い出すと、あきらめることはできません。